ハーグ市立美術館でモンドリアンを見る
先日(…と言ってももうだいぶ前になってしまいました)の話になってしまいましたが、ハーグ市立美術館(Gemeentemuseum Den Haag)へお出かけしてきました。
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ずっと行ってみたいと思いつつ…ハーグにはマウリッツハイス美術館、エッシャー美術館とあり、後回しになってしまっていました。
それでも行ってみたかったのが、「De Stijl (デ・スタイル)」という雑誌を中心に行われた芸術運動の100周年を記念してピエト・モンドリアン回顧展がやっているのです。
ピエト・モンドリアン…?と名前だけ聞いてもピンとこない人も多いかと思いますが、見たことあるーって絵を見たら思う人も多いはず。私も絵画には全然詳しくありません。でも、「あ、これ見たことある!」という作品もあったのでぜひ実物を見たく、これを機に行ってきました。
デン・ハーグセントラル駅からも、街の中心地からも少し外れたところにあります。我が家は車で。でも駐車場が見つけられなくて少しさまよいました。
とーっても気持ちのいい天気で、日向ぼっこしている人もたくさん。お外のお出かけに最適な気候だったけど、どうしても見たかったんだもん…パパの気が変わらないうちに(笑)
入ってすぐにこんな感じでデカデカとアピールが。
初期の作品から遺作までおよそ300点を一気に見れるというこの企画…ワクワク。
美術館の中はこんな感じ。アールデコ調で1935年に建てられたのだとか。
オランダを代表する画家とあって大にぎわいでした。
初期の作品たち。
まぁね、私たちの知識からしたら「モンドリアン普通の絵もめっちゃ上手やん!」でした(笑)そりゃそうなんだけどさ、画家なんだし。でもあまりにモンドリアンといえば赤と青と黄色の四角いやつ!というイメージが強すぎて…
エボリューション。これも見てみたかったやつで、想像より大きくて素敵でした。そして感想は「めっちゃエボリューション!!!って感じやな…」と。もうね、本当にごめんなさいね…
そして脳裏にチラチラとゴー☆ジャスが「レボリューション!!!!」ってなっててもう本当に本当にごめんなさい…
エヘッ☆
そして遺作にもなった「ビクトリーブギウギ」
これがどうしても見てみたかったのです。
どアップでも見ることができて感激!
そしてこの絵と写真も撮れた…
思ったよりずっと大きくてびっくりしました。
モンドリアンといえば!な絵がたくさんあった部屋。
この部屋を見て、もう一度ビクトリーブギウギを見に隣の部屋に戻って…を繰り返す母(笑)
デ・スタイル展を満喫し、他の作品も見て回ることに。
いやぁ〜〜〜〜〜〜、近代美術、わっけわかんないわ!
中でもわからなかった作品がコチラ。
網で囲まれた部屋の中に吊るされる何か…
私「ねぇ…コレ…」
夫「うん…(笑)」
娘「うんこじゃん!!!!!!」
子供から大人までみんなで意見が一致しました。
ボタンを押すとひたすら静かにこれが回りだす仕掛け…謎…それなのにボタンを喜んで押すムスメ。
モンドリアンのエリアが嘘みたいに人がいないので、みんなで集合写真を撮ったり、「ナンダコレハ!?」と言ってみたり、楽しかったです。なかなか。
トイストーリーにこんなのいたよね?というような絵でなぜかムスメはポーズを取ってくれたので、この写真といい2ショットが撮れました。
ミュージアムショップもモンドリアンがたくさん!
ペーパーナプキンが素敵だったので買って帰ろうと思っていたのにすっかり忘れていたことを今になって思い出しました…カナシイ
モンドリアンの作業場の再現があったり…
建築家として世界遺産「シュローダー邸」を作ったリートフェルトの「Red & Blue チェア」も観れるとのことで探していたのですが…
…ん????
まさかのめっちゃ隅っこに追いやられておりました!!!!!
扱い雑!!!!!(笑)
カッシーナで46万円で購入できますってよ、奥様。
こんな感じで途中からツッコミ強化合宿みたいなお出かけになってしまいましたが、閉館ギリギリまで楽しく過ごせました。
翌日母にLINEしたら、「ロッキーに出てたよね?」と回答が。
エイドリアーーーーン!!
それでは、2017年後半もこのようにくだらない事ばかり書いていくとは思いますが、のんびりと宜しくお願いします。
モンドリアン NBS-J (ニューベーシック・アート・シリーズ)
- 作者: スザンネ・ダイヒャー
- 出版社/メーカー: タッシェン・ジャパン
- 発売日: 2005/11/20
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